福島で行われた福島牝馬S(21年は新潟での施行)は、17〜22年の5年間において1、2人気が勝ったことがなく、平均馬連配当6472円と荒れ模様。アナザーリリック(3人気1着)、デンコウアンジュ(4人気1着,4人気3着)、キンショーユキヒメ(7人気1着)、ウキヨノカゼ(3人気1着)、フロンテアクイーン(4人気2着)と、サドラーズウェルズの血を引く馬が毎年のように美味しい馬券になっている。取り上げた5頭でサドラーズウェルズの血を引くのは、サトノセシル(父フランケル)、ステラリア(母父モティベイター)、ストーリア(父リオンディーズ)。(解説:望田潤)
クリノプレミアムサクセスラディウスの下で、牝祖ポシブリーパーフェクトは北米芝牝馬チャンピオン。母父ジャイアンツコーズウェイはストームキャットの代表産駒でレモンポップ、ツクバアズマオー、マスクゾロなどの母父。母系にゴーンウエストが入るオルフェーヴル産駒はジャスティン、シャインガーネット、メロディーレーンなどよく走っている。昨年の福島牝馬Sはクビ差2着で、内回り小回り1800は[2-1-0-1]と機動力が最大限に活きる舞台だ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
ステラリア愛ダービー馬ジャックホッブスが出る牝系で、母ポリネイターはメイヒルS(英G2・芝8F)勝ち。母父モティヴェイターは英ダービー馬でタイトルホルダーや