昨年はメイケイエール(父ミッキーアイル)、一昨年はラウダシオン(父リアルインパクト)と、ディープインパクトの孫が勝っているが、最近の東京芝1400の重賞はストームキャットが美味しい。京王杯SCでは父ロードカナロアのタイムトゥヘヴンが5人気3着、カイザーミノルが8人気3着。京王杯2歳Sでは父ディスクリートキャットのオオバンブルマイが10人気1着、父ロードカナロアのキングエルメスが8人気1着。取り上げたなかではアヴェラーレ、ダノンスコーピオン、レッドモンレーヴがストームキャットの血を引く。(解説:望田潤)
アヴェラーレ BCフィリー&メアスプリントのコヴフェフェの姪で、母アルビアーノはスワンS勝ち。3代母オーロラは女傑アコマや種牡馬アーチを産んだ名繁殖。コートリーディーに辿り着く名門牝系だ。父ドゥラメンテは二冠馬でタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドを出し成功。着実に成長しオープン入りを果たしたが、母方の北米パワーも感じさせる走りで、重賞級相手となると、前走のように馬場が渋ったほうがいいかも。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ウインマーベル ウインジェルベーラやウインアイルビータの全弟。母コスモマーベラスは愛知杯2着で、近親にペプチドルビーなどがいる。牝祖シングルブレイドはガゼルH(米G1・ダ9F)勝ち馬。アイルハヴアナザー×フジキセキはアナザートゥルースやマイネルユキツバキと同じで、