21〜22年は中京での施行で、3年ぶりに京都ダ1900で行われる平安S。京都で行われた18〜20年の3年間でみると、ゴールドアリュール(オメガパフューム、ゴールドドリーム)、スペシャルウィーク(サンライズソア、ヴェンジェンス)、キングカメハメハ(チュウワウィザード)、その他(モズアトラクション、クイーンマンボ、ゴールドドリーム、クインズサターン)と経由するラインは様々だが、馬券に絡んだ上記9頭はいずれもニジンスキーの血を引いている。取り上げた5頭でニジンスキーをもつのはグロリアムンディ、テリオスベル、ハギノアレグリアス。(解説:望田潤)
ヴァンヤール 母ブライトエルフは地方2勝、JRA1勝(ダ1800)。母母スウィートエルフはJRA6勝のオープン馬。牝祖マイエルフは福島記念の勝ち馬で、京王杯AH勝ちエアリアルの母。父タートルボウルはジャンプラ賞(仏G1・芝1600m)勝ち馬でアンデスクイーン、タイセイビジョン、ヴェントヴォーチェなどの父。母父ブライアンズタイムの影響も強いダート中距離馬で、晩成血統らしく使われながら着実に力をつけてきた。坂コースのほうがよさそうだがここも上位を賑わせる。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
グロリアムンディ ナイントゥファイブの半弟で、母ベットーレはカルロキエーザ賞(伊G3・芝1200m)勝ち馬。母父ブルエアフォースはパレロワイヤル賞(仏G3・芝1400m)に勝ったロベルト系。本馬は