▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんにオークス出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。
リバティアイランド栗東・中内田充正 牝3
▲5月10日撮影(c)netkeiba.com
この中間もノーザンファームしがらきに放牧に出ての調整。バランスも崩れていないですし、全体的に窮屈さのない立ち姿勢。この背景には、牧場において桜花賞前から距離を意識しての作りをしていたこともあったと思いますし、特に今回においては、桜花賞時よりもさらに胴を長く見せ、長距離仕様に。しっかりと、つくべき所に筋肉がつき、本当に無駄のない体。また毛ヅヤも光輝いており、内臓面の働きもよく見えます。そして顔の表情もキリリとした中に落ち着きも感じられ、心身共に素晴らしい。この写真から、1週前で既にで仕上がっている状態にも見えますので、この後、最終追いきり&輸送となるので、当日、この写真に近い状態であることが理想と思えますし、そうであれば、文句なしと言えると思います。
ラヴェル栗東・矢作芳人 牝3
▲5月10日撮影(c)netkeiba.com
桜花賞時とは別馬のように良くなって見えます。前走は体を細く見せ、華奢で寂しく映りました。一叩きされたことに加え、暖かさもでてきで良くなっているのでしょう。筋肉量もアップしていますし、四肢のバランスもいい。確実に状態良くなっているといえるでしょう。また、この馬が1番良く見えたのは2戦目のアルテミスS。あの時は、体重もデビューからの4戦の中で1番重い452キロ。個人的には、このくらい、いやそれ以上の体重でもいいように思え、当日、2桁のプラスになっていることが理想に思えます。