▲左から本橋孝太騎手(船橋)、竹吉徹騎手(佐賀)、岡部誠騎手(愛知)、石川倭騎手(北海道)、林謙佑騎手(高知)
昨年大好評だった地方競馬のトップジョッキーによる日本ダービー予想企画を今年も開催。
今回は各地方競馬場から2022年のダービージョッキーが参戦。石川倭騎手(北海優駿)、岡部誠騎手(東海ダービー)、竹吉徹騎手(九州ダービー栄城賞)、林謙佑騎手(高知優駿)、本橋孝太騎手(東京ダービー)に、それぞれご自身が制した昨年のダービーも併せて振り返っていただきました。
特に昨年の日本ダービー、宝塚記念、有馬記念を3連続で的中と、本企画にめっぽう強い岡部誠騎手の本命馬はどの馬なのでしょうか。
(取材・構成:大恵陽子)
石川倭騎手(北海道) タスティエーラ
▲石川倭騎手は「前めで唯一、上位に残った」タスティエーラ (撮影:高橋正和)
皐月賞の内容から、この馬に注目しています。前めで唯一、上位に残った馬で、僕の目からは直線で少し遊んでいたというか、余力がまだあるように見えました。勝ったソールオリエンスは強かったですけど、オッズ的にもこちらの方が人気はないと思うので狙い目かなと思います。
JRAは勉強も兼ねて予想をして、自信のある時には買ったり、最近はやっていないですけどボートレースも興味があって、オッズによって買い目が増減するので、オッズは気にします。
昨年、北海優駿をシルトプレ(1番人気、単勝1.7倍)で勝った時は道中インで運びました。たしかに道中では包まれますが、門別競馬場は地方競馬としては直線が長いですし、JRAに比べると他馬との力差がはっきりしているので、どこかで馬群がバラけるだろうと考えていました。北海優駿は3勝させていただいていますが、経験を積んで、そういった余裕も出てきたのかなと思います。