スマートフォン版へ

【葵S予想】3年ぶりに京都芝1200での施行 牝馬上位でプリンスリーギフトが走りまくる

  • 2023年05月21日(日) 18時00分
 3歳のOP特別として行われてきた芝1200戦で、18年から重賞に格上げ。京都で行われた18〜20年の結果をみると、牡[1-2-1-21]牝[2-2-1-18]とやや牝馬優勢。京都の重賞らしく、ビアンフェ(母父サクラバクシンオー)1人気1着、レジェーロ(母母母父カツラギエース)11人気2着、ゴールドクイーン(母母母父トウショウボーイ)9人気1着、ラブカンプー(父ショウナンカンプ)6人気2着、トゥラヴェスーラ(ダイナサッシュ≒アドマイヤマカディ4×3)2人気2着と、プリンスリーギフトの血を引く馬がよく好走しよく穴になる。取り上げたなかでプリンスリーギフトの血を引くのはタマモブラックタイとビッグシーザー。(解説:望田潤)


タマモブラックタイ
 母タマモイヤリングはJRA2勝(芝1400)。牝祖ダイヤモンドピアスの産駒に京阪杯のアースソニックが、孫にJRA6勝タマモブリリアンがいる。父デクラレーションオブウォーはトップナイフ、デュードヴァン、ジャスパージャックなどを出すオールラウンドな種牡馬で、母系にヌレイエフが入る配合パターンがよく走っている。本馬は母方の短距離適性も強くて、ファルコンSの走りを見ても1400がピッタリのイメージ。タフな馬場は得意。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

ビッグシーザー
 メテオロロジストの甥で、母アンナペレンナはJRA3勝(ダ1700〜1800)。近親に北米で芝ダ両方のG1に勝ったムシャウィッシュ。父ビッグアーサーは高松宮記念に勝ちトウシンマカオやブトンドールを輩出。父も母もクロスが多くて現時点での完成度が高いし、

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング