梅雨入り期で馬場が渋ることも多いレース。重の22年はガロアクリーク(8人気2着)とダーリントンホール(2人気3着)、不良の20年はダイワキャグニー(9人気1着)とトーラスジェミニ(18人気3着)、重の18年はサトノアーサー(2人気1着)とハクサンルドルフ(4人気2着)とグリュイエール(5人気3着)。道悪になるとヌレイエフの血を引く馬がよく絡むし穴にもなる。良で行われた21年は、1着ザダル(父トーセンラー)、2着サトノフラッグ(父ディープインパクト)、3着ファルコニア(父ディープインパクト)、ディープ系が1〜3着を占めた。(解説:望田潤)
ガロアクリーク メイヒルS(英G2・芝8F)勝ちタレットロックスのイトコ。牝祖リヴィエールドールはサンタラリ賞勝ち馬で、孫にマイルの女王ゴルディコヴァなどが出る。父キンシャサノキセキはJRA賞最優秀短距離馬でサクセスエナジーやルフトシュトロームの父。キンシャサノキセキ×キングマンボはシュウジと同じだが、こちらは母母父が重厚なナシュワンで、戦績どおり1800ベストだろう。昨年の2着馬だが一年ぶりのブランクがどうか。キンシャサ産駒にしては渋った馬場はこなす。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○