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【マーメイドS予想】ハマれば特大ホームランの裏技を発見!! /第136回

  • 2023年06月17日(土) 12時00分
マーメイドSはもともと荒れやすい牝馬限定ハンデ重賞ですが、昨年の勝ち馬で格はナンバーワンのウインマイティーが転厩初戦の休み明けということで、ますます波乱の匂いがしています。それでもウインマイティーを信じるべきか? ビッグリボン、ストーリアといった前走重賞組の実績を評価すべきか? 前走条件戦組の勢いに乗るべきか? この難解なレースを妙味度で紐解いていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

ハンデ戦における予想オッズの盲点


編集K3(以下、K3) 今週はマーメイドSとユニコーンSがありますけど、マーメイドSにさせてください。

 先週のエプソムCと同じように、良いイメージでもあるんですか?

K3 いえ、2回取り上げて2回ともハズれています。

 じゃあ、どうしてですか?

K3 メシ馬さんの新刊『重賞穴パターン事典』のなかで、「牝馬限定ハンデ重賞は稼ぎやすい条件」と書いてあったんですよ。単勝オッズ10〜49.9倍の馬を全て買うだけでも高い回収率が見込めるって。

 でも、それって人気馬が飛びやすいってことですよね?

K3 はい。マーメイドSも過去10年で1〜3着総崩れが4度あります。そして、10回中9回は3連複が万馬券になっています。

 なるほど……。ただ、このコーナーって予想1〜3番人気から軸を選ぶルールにしているので、そうなったら困るんじゃないですか?

K3 そこなんですよ! ついに見つけたんですよ、裏技を。

 裏技?

K3 この予想オッズはハンデが決まる前から公開されているじゃないですか? で、ハンデが決まった後もそこまで大きく変わらないんですよ。となると、当日のオッズとギャップが生まれるんですよね。

 つまり、ハンデ戦の場合、ここで予想1〜3番人気になっていても、人気薄になるケースがあるということですね?

K3 はい。これならルールを破ることなく人気薄から買えるんです。

 そういうことですか。まぁ、自分で作ったルールに縛られているのがそもそもおかしいんですけどね(笑)。

K3 実際に、昨年「儲かる軸馬」になったクラヴェルは、予想2番人気だったのに確定は8番人気でした。

 確かに、これがハマったら大きいでしょうね。

K3 なのでマーメイドS、是非当てさせてください!

 荒れやすいということは的中率が下がるんですけど……。とにかく、妙味度を見てみましょうか。

単勝予想オッズ=1〜5番人気馬の総合妙味度
1 ビッグリボン(2.9倍) 99.3
2 ストーリア(4.2倍) 105.0
3 ウインマイティー(4.5倍) 99.3
4 ゴールドエクリプス(10.2倍) 99.3
5 ヒヅルジョウ(15.4倍) 97.3
※想定騎手は上から西村淳、坂井、和田竜、西塚、松若。想定オッズは16日13時時点。

K3 「儲かる軸馬」はストーリアになりますね(※「儲かる軸馬」は予想1〜3番人気のなかで最も総合妙味度が高い馬)。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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