【函館2歳S予想】2歳馬にとって“最初”のJRA重賞レースで狙うべきは牝馬と〇〇〇馬
牝馬かつ〇〇〇馬に該当する馬は近16年で10頭中6頭好走(複勝回収率210%)の激走パターン
この函館2歳Sは先日デビューを迎えたばかりの2歳馬にとって最初のJRA重賞レースですので、栄冠賞などの指定競走の勝利で優先出走権が生じる地方競馬所属馬を除いた全ての出走馬がこの時点では1勝馬(もしくは0勝馬)という額面上は1勝クラス戦です。また、例年だと同レースの出走馬の半数以上はその後に2勝目を挙げることが叶わずに現役生活を終えるのが相場なので、実質的にも1勝クラス戦に近い位置にあるレースだと言えます。
このレースで3着内に好走する馬は「2019年覇者ビアンフェみたく、その後も重賞戦線で活躍する様な本当に強い馬」と「2021年覇者ナムラリコリスや2020年覇者リンゴアメや2018年2着馬ラブミーファインみたく、2歳夏だからこそ早熟性を生かして一世一代の走りをした早熟馬」にカテゴライズできます(基本的には前者が勝ち切って、後者が3着近辺に潜り込む決着が定番です)。
前者の強い馬というのは初戦のレース内容などからそもそも人気になっているケースが大半なので、馬券的に是非狙いに行きたいのは後者の早熟馬の方ですが、それを見抜く上で大きな手掛かりとなるのが