札幌で行われた近4年(2018〜20年と22年)のエルムSにおいて、馬券に絡んだ延べ11頭のうち、7頭がロベルトの血を引いている点に注目。ハイランドピーク(19年10人気2着、父トーセンブライト)やドリームキラリ(17年8人気3着、父ジャイアンツコーズウェイ)など、ロベルトもちは穴にもなっているので今年も要チェックだろう。また昨年はフルデプスリーダーとウェルドーン、ヘニーヒューズ産駒のワンツーだった。取り上げた5頭ではハセドンとペイシャエスがロベルトをもつ。(解説:望田潤)
タイセイサムソンラインガルーダやショーヒデキラの半弟で、母マイユクールはJRA3勝(全てダ1400)。牝祖ハローキティーからはキングズガードやキングズソードが出る。父メイショウサムソンは日本ダービー、皐月賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)に勝った名馬でデンコウアンジュやフロンテアクイーンなどの父。母父は凱旋門賞馬バゴだから重厚な中距離血統で、それだけにマイルの高速決着を完勝の前走は高く評価できる。充実期を迎えており、小回りコーナー4つも問題ないので初重賞Vへ。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース◎
ハセドンペプチドナイルの半弟でイバルなども近親。