新潟ダ1800で行われる3歳重賞で、過去5年の平均馬連配当が8462円と荒れ模様。血統面でみると、過去5年の連対馬10頭のうち7頭がラウンドテーブルの血を引いている。ラウンドテーブルは芝をストライドで走る血だが、新潟コースのロケーションにも合っているということか。取り上げた5頭では、クレメダンジュ、ミスティックロア、レッドプロフェシーがラウンドテーブルの血を引く。また不良馬場になった20年はケンシンコウ(7人気1着)、ブランクチェック(5人気3着)とパイロ産駒が激走した。(解説:望田潤)
エクロジャイトブライトバローズの甥で、母オージャイトはグリーンダンサー≒グリーンポーラの3/4同血クロス5×2をもちブリーダーズGC3着。母母ジェダイトは忘れな草賞などJRA3勝。牝祖グリーンポーラはカルヴァドス賞(仏G3・芝1400m)勝ち馬でケープリズバーンの母。父ヘニーヒューズはモーニンやアジアエクスプレスなどを出す砂の名種牡馬。母譲りのニジンスキー的な伸びのある体型で、いかにも大箱向きの中距離馬。1800は2戦2勝で、新潟もいいだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
クレメダンジュコルテジアやハイエストポイントの半弟で、