【小倉記念予想】中長距離実績が物を言うレース(長距離重賞レース好走歴or中長距離レース勝利歴がキーに)
一昨年は中長距離実績を有する該当馬3頭(全て人気薄)によるワンツースリー決着
この小倉記念が行われる小倉芝2000mは、最初の1コーナーまでの距離が約472メートルとかなり長いコース形態であるために序盤のペースが速くなりやすく、実際に近11年中7年で前半3F通過タイムが34秒台以下のハイペースとなっています。そして、仮にハイペースを回避できたとしても、その場合には道中半ばから一気にレースが動く展開になりやすいために、どちらに転んだとしても長く脚を使う持続力とスタミナが問われるレースになりがちということが言えます。そこでは距離2000mの中距離戦にもかかわらず、意外な程に距離が長いレースで実績を有する馬が浮上するという傾向が認められます。
過去11年を遡っても長距離GIレースで3着以内または長距離GII〜GIIIレースで2着以内の戦歴を持つ長距離実績馬からは、12年2着トーセンラー(菊花賞3着)・14年1着サトノノブレス(菊花賞2着)・18年2着サトノクロニクル(阪神大賞典2着)といった好走馬が輩出されており、