20年と19年はトロワゼトワル(母父ハーツクライ)が連覇しているが、21年勝ち馬カテドラル(父ハーツクライ)、18年勝ち馬ミッキーグローリー(母母父トニービン)、20年3着ボンセルヴィーソ(母母父トニービン)、18年3着ロジクライ(父ハーツクライ)もトニービンの血を引く。開幕週の中山マイルで意外な傾向にも思えるが、ペースが緩まず持続力も問われる流れになりやすいからか。ちなみに22年は47.5-46.1の後傾ラップになり、トニービンもちは6着と10着に終わった。(解説:望田潤)
アスクコンナモンダ アンナミルトの3/4弟で、リリエンタールの半弟で、母アンナモンダはヴィットリオディカプア賞(伊G1・芝1600m)勝ち馬。英ダービー馬アダイヤーなども同牝系。父ダイワメジャーはアドマイヤマーズ、セリフォス、レシステンシアなどを出したマイルの名種牡馬。重厚かつしなやかなドイツ牝系で、メジャー産駒にしては追って味があるし馬群も苦にしない。とはいえこの先重賞を狙うとなると、もう少し前々で立ち回りたいところでは。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
インダストリア ケイデンスコールの3/4弟で、バランスオブゲームやフェイムゲームの甥で、