【紫苑S予想】牝馬の長距離重賞では「ステゴ系・キンカメ産駒・ハービン産駒・キズナ産駒」が特注血統
(近6年)特注血統の産駒は5勝/複勝率32%⇔現代のTOP3種牡馬(ディープ&ハーツ&カナロア)の産駒は0勝/複勝率13%
牝馬限定の重賞レース(GIレース除く)では最長距離設定の距離2000mで行われる紫苑ステークス。
距離2000mというのは牡馬のレースではごく一般的な主流条件のレースですが、根本的に牡馬よりもスタミナ面で劣り距離適性が短めに出る牝馬にとっては、主流条件からズレているイレギュラーな長距離レースと見なすべきです。そこでは多数の走れない馬と一部の走れる馬という適性差(パフォーマンスの差異)が大きく出てきます。
その適性の有無を分け隔てる最大のポイント、またそれを読み解く最大のヒントは血統です。
イレギュラーな性質が問われるという意味で、牝馬の長距離(距離2000m以上)の重賞レースの種牡馬別成績の序列は、他の一般的な距離の重賞レースでの序列とはまるで様相が異なってきます。