▲昨年はメイケイエールが優勝(c)netkeiba.com
今年のセントウルステークスは2019年以来、阪神競馬場で施行される。
2019年は1分6秒7のレコードタイムで決着。タワーオブロンドンが上がり1位で圧勝し、4着までを上がり3位以内が占めた。末脚が勝負を分けている。
2019年に次いでタイムの速かった2014年は決着タイムが1分7秒4。前半600mが32秒9、後半600mが34秒5。2019年は前半600mが33秒0、後半600mが33秒7と似たようなハイペースながら、後半のタイムが速くなっている。
以前の阪神芝の高速馬場はは前半のペースが速くなった場合。道中の追走で消耗するため直線で脚を使うのが難しい状況になり差し馬が力を発揮できなくなっていた。
しかし、2019年は路盤の進化に伴い、前半を速いタイムで走っても後半に脚を使えるようになっため、末脚を使える馬場への変貌した。
今後のセントウルステークスは、高速馬場になっても2019年のように時計の末脚の伸びが要求されるレースが増えていくだろう。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。
▲エイシンスポッターに期待したい(c)netkeiba.com
エイシンスポッターの前走CBC賞はトラックバイアス「 ・前有利」と判定。逃げたジャスパークローネが7番人気で1着、最初のコーナー3番手通過のサンキューユウガが8番人気で2着、最初のコーナーを5番手で通過して4コーナーでは3番手に押し上げていたスマートクラージュが3着。先行馬が恵まれて3連単は約50万馬券の波乱になったレース。道中で最後方付近を追走していたこの馬にとっては厳しい状況だった。
2走前はJRAの馬場発表でも不良の重い馬場コンディションで勝利しているが、昨年の知立ステークスやファイナルステークスなど軽めの馬場コンディションの方がむしろ好パフォーマンスを示している。
今回想定される馬場コンディション、状況であれば巻き返す。
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