近5年のオールカマーにおいて、ジェラルディーナ(父モーリス)、ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)、レイデオロ(母父シンボリクリスエス)、ウインキートス(父ゴールドシップ)、ステイフーリッシュ(母母父シルヴァーホーク)、グレイル(母母母父シルヴァーホーク)と、ロベルトの血を引く馬、特にシルヴァーホークの血を引く馬がよく馬券に絡んでいる。同コースで行われるセントライト記念と似た傾向といえるだろう。取り上げた5頭でロベルトの血を引くのは、ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)とガイアフォース(母父クロフネ)、そしてジェラルディーナとノースブリッジ(父モーリス)。あれタイトルホルダー以外全部ですね…。(解説:望田潤)
ウインマリリン ウインマーレライ、マイネヒメル、イペルラーニオの半妹でマイネルマーティンの叔母。母父フサイチペガサスはケンタッキーダービー馬でロードレガリスやプルパレイなどの母父。スクリーンヒーロー産駒でダンジグのクロスはジェネラーレウーノなどと同じ。牝馬ながらパワーと機動力に長けたタイプで、札幌記念はタフなペースを追いかけて苦しくなったが、21年のオールカマー勝ち馬でもあり、中山の中距離は持ち味が十二分に生きる舞台だ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ガイアフォース ルイドフィーネの甥で、