21年と22年は阪神での施行だったが、今年は3年ぶりに京都芝外2400で行われる京都大賞典。京都で行われた直近5年、16〜20年の結果を振り返ると、グローリーヴェイズ、サトノダイヤモンド、スマートレイアーとディープインパクト産駒が3勝。ハービンジャー産駒とルーラーシップ産駒も頑張っていて、母父ではホワイトマズルやダンスインザダークの好走が目立った。京都外2400の重賞らしいイメージだが、シュヴァルグランが1番人気を二度裏切ったようにハーツクライ産駒は全体に不振。ステイゴールド系も馬券に絡んでいない。(解説:望田潤)
インプレス ミューラーブロート大賞(独G2・芝2000m)勝ちベルコーレの甥で、母ベアトリスIIはシュヴァルツゴルトレネン(独G3・芝1600m)勝ち馬。母父ドクターフォングはセントジェイムズパレスS(英G1・芝8F)に勝ったクリスエス産駒。父キズナはダービー馬で牝駒がよく走るが、牡駒はディープボンド、ハギノアレグリアス、キリンジなどしぶとい中距離馬も多い。全4勝が阪神と新潟の外回りで、脚長でいかにも大箱向きのストライド。京都外2400も合うイメージ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ヴェラアズール アヴェンチュラ、トールポピー、フサイチホウオー、ナサニエルの甥で、エルカスティージョのイトコ。母母アドマイヤサンデーは阪神牝馬特別2着。牝祖マデリアは仏オークス馬。