【京王杯2歳S予想】“西高東低”時代は終焉を迎えて、いよいよ“ノーザンファーム関東馬一強”時代に突入
ノーザンファーム関西馬は本年重賞レースで単複回収率41%と大ブレーキ
今の日本競馬は“西高東低”というのが定説となっています。
先日の菊花賞では38年ぶりに関東馬によるワンツースリー決着となるなど、GIレースでこそ関東馬の活躍が目立っており数字上はほぼ互角の結果に持ち込んでいますが、それ以下のカテゴリーでは今年も関西馬が関東馬を圧倒しています。
具体的には、重賞レース全般では関東馬の44勝に対して関西馬は69勝で大差を付けてリードしており、また下級条件クラスのレースまで含めた全レースで見ても関東馬の1238勝に対して関西馬は1669勝と大差を付けてリードしています。
ただし、そもそも関東馬と関西馬という二つの区分は、今やそれほど意味を為さない様に思えます。端的に言えばひと口に関東馬と言ってもピンキリであるし、関西馬でもそれは同様であるということです。
今の日本競馬を牽引しているのはノーザンファーム勢であると言っても過言ではありませんし、実際に重賞を中心に馬券を買う人であればその購入馬の半数近くはノーザンファーム勢でしょうし、現実には厩舎の東西よりも生産者(育成&外厩)がノーザンファームかそれ以外かの方がよっぽど大きなウェートを占める点のはずです。
よって、