チャンピオンズCをにらんで東京マイルで行われる別定戦。昨年はギルデッドミラー(母父ティズナウ)とレモンポップ(父レモンドロップキッド)、シアトルスルーの血を引く馬のワンツーだった。ダートをストライドで走る東京マイル向きの血といえる。19年9人気1着ワンダーリーデル(父スタチューオブリバティ)や18年7人気2着クインズサターン(父パイロ)もシアトルスルーの血を引いていた。また最近は、ギルデッドミラー、エアスピネル、タイムフライヤー、バスラットレオンと、若い頃は芝で活躍していた馬の活躍も目立つ(解説:望田潤)
タイセイサムソン ラインガルーダやショーヒデキラの半弟で、母マイユクールはJRA3勝(全てダ1400)。牝祖ハローキティーからはキングズソードやキングズガード兄弟が出る。父メイショウサムソンは日本ダービー、皐月賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)に勝ちデンコウアンジュやフロンテアクイーンなどを輩出。母父は凱旋門賞馬バゴだから重厚な中距離血統だが、前向きな気性でマイルをうなりながら先行する。エルムSは簡単に捲りつぶされてしまったが、好時計圧勝の東京マイルで見直し。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ドライスタウト 母マストバイアイテムはJRA3勝(ダ1000〜1200)。繁殖としても優秀で、JRAに出走した産駒4頭はサンライムズレイム、ヨハン、ノーリスと全てオープン〜上級に出世している。