ソダシが引退したものの、昨年の上位馬の多くは1年経っても元気一杯。今年は連覇に挑むセリフォス、NHKマイルC以来2年半ぶりのGI勝利を狙うシュネルマイスター、京成杯AHをトップハンデ59キロで勝利したソウルラッシュあたりが人気になりそうですが、どのような結果になるのでしょうか? 妙味の観点から軸に相応しい馬を探していきます!
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
妙味度にとって悩ましい存在
編集K3(以下、K3) 先週のエリザベス女王杯はブレイディヴェーグに完敗でした。「儲かる軸馬」のハーパーも頑張ってくれたんですけどね。
卍 あれだけ強いと諦めもつきますね。
K3 中距離だとロードカナロアの妙味度が高くならないので、今後、ブレイディヴェーグはこのコーナーにとっては悩ましい存在になるかもしれません。
卍 どうしても例外的な馬が出てきますからね。そこは割り切りが必要です。
K3 さて、今週はマイルCSですが、ずっと悩ましい存在のシュネルマイスターが出てきます。
卍 Kingmanの妙味度が低いので、シュネルマイスターの総合妙味度も低くなりやすいんですよね。
K3 昨年は1番人気5着だったので逆張りが成功したかと思ったんですけど、1着のセリフォスが抜けでした(苦笑)。
卍 今年も逆張りになるかどうか、さっそく予想1〜5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。
単勝予想オッズ=1〜5番人気馬の総合妙味
1 シュネルマイスター(3.8倍) 89.5
2 セリフォス(4.0倍) 100.3
3 ソウルラッシュ(6.9倍) 99.8
4 エルトンバローズ(7.0倍) 103.9
5 ナミュール(8.8倍) 99.1
※想定騎手は上からルメール、川田、モレイラ、西村淳、ムーア。想定オッズは17日14時時点。
K3 今年も逆張りですね。89.5って昨年より低いですよね?
卍 「京都競馬場」と「5歳以上」の妙味度がものすごく低いのが原因です。
K3 じゃあ、昨年以上に強い気持ちで逆張りしないといけませんね。
卍 はい、主観を入れずにルール通りに買いましょう。
K3 で、「儲かる軸馬」はセリフォスになります。
卍 そうですね。セリフォスの高得点項目はこのようになっています。