牝牡混合の中距離戦で好走する3歳牝馬にはある共通点が
かつて、オルフェーヴルが(凱旋門賞帰りだったとはいえ)3歳牝馬・ジェンティルドンナに敗れ、翌年そのジェンティルドンナが3歳牝馬のデニムアンドルビーにあわやという競馬をされたことは記憶に新しい。
近年では、アーモンドアイの2:20.6のレコードも3歳時のもので、3冠牝馬デアリングタクトもその後の世代レベル等を考えれば、アーモンドアイ・3冠牡馬コントレイルに次ぐ3着は優秀なパフォーマンスであったと言えるだろう。
もちろん超一流馬でないと牝馬は東京2400mは難しくなりやすい。
その理由としては、牝馬路線は阪神JF・桜花賞と1600m路線が2歳〜3歳春での大目標となりやすいためで、そこへの適性=マイラーとしての追走力を収得することが課題となってくる。
芝・2000m以上の中距離路線(牡牝混合)でGIは2010年以降、123Rあるが、牝馬での勝利は全体の15%程度の18Rに留まる。
達成した馬は実に9頭しか存在していない。
それらの9頭において