19年と18年はコパノキッキング、17年はディオスコリダー、16年はノボバカラと、デピュティミニスターの血を引く馬が4連勝。その後も20年2着レッドルゼルと21年22年2着リュウノユキナがデピュティミニスターの血を引いていた。またノーザンテーストをもつ馬(ダンシングプリンス、ジャスティン、リュウノユキナ、オメガレインボー、キタサンミカヅキ)の好走も目立つ。取り上げた5頭ではリュウノユキナがデピュティミニスターとノーザンテーストを、オメガレインボーがノーザンテーストをもつ。(解説:望田潤)
オールアットワンス プレサージュリフトの半姉で、デアレガーロやロワアブソリューやベステゲシェンクの姪。母シュプリームギフトは函館スプリントS2着。母母スーヴェニアギフトはランダルーシS(米G3・ダ6F)勝ち馬。ドクターデヴィアス、シンコウキング、スズカフェニックスなども同牝系だ。芝短距離の活躍馬が出る牝系で本馬もアイビスSD連覇が光るが、全4勝が7〜9月で厳寒期はやや身のこなしが硬くなるから夏馬なのかも。初ダートよりもそこが気がかり。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○
オメガレインボー ファンシーリシェスの半弟で、オメガオリーブの叔父で、母ワイキューブは北九州記念3着。近親に最優秀2歳牡馬セイウンワンダーなどがいる。父アイルハヴアナザーは北米二冠馬でウインマーベル、アナザートゥルース、マイネルサーパスなどの父。