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【カペラS予想】デピュティミニスターの血が毎年連対 ノーザンテーストもちも好走する

  • 2023年12月03日(日) 18時00分
 19年と18年はコパノキッキング、17年はディオスコリダー、16年はノボバカラと、デピュティミニスターの血を引く馬が4連勝。その後も20年2着レッドルゼルと21年22年2着リュウノユキナがデピュティミニスターの血を引いていた。またノーザンテーストをもつ馬(ダンシングプリンス、ジャスティン、リュウノユキナ、オメガレインボー、キタサンミカヅキ)の好走も目立つ。取り上げた5頭ではリュウノユキナがデピュティミニスターとノーザンテーストを、オメガレインボーがノーザンテーストをもつ。(解説:望田潤)


オールアットワンス
 プレサージュリフトの半姉で、デアレガーロやロワアブソリューやベステゲシェンクの姪。母シュプリームギフトは函館スプリントS2着。母母スーヴェニアギフトはランダルーシS(米G3・ダ6F)勝ち馬。ドクターデヴィアス、シンコウキング、スズカフェニックスなども同牝系だ。芝短距離の活躍馬が出る牝系で本馬もアイビスSD連覇が光るが、全4勝が7〜9月で厳寒期はやや身のこなしが硬くなるから夏馬なのかも。初ダートよりもそこが気がかり。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○

オメガレインボー
 ファンシーリシェスの半弟で、オメガオリーブの叔父で、母ワイキューブは北九州記念3着。近親に最優秀2歳牡馬セイウンワンダーなどがいる。父アイルハヴアナザーは北米二冠馬でウインマーベル、アナザートゥルース、マイネルサーパスなどの父。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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