近10年の好走馬の約半数は前走東京芝1600m組/昨年も前走東京芝1600m組のワンツー決着
京都競馬場の大規模改修工事に伴って、初めて阪神競馬場で施行されることになった3年前のマイルCSについての展望コラム『
重賞プロファイル【マイルCS予想】阪神高速馬場で行われるマイルCSなら、京都のマイルCS実績馬よりも東京の安田記念実績馬に注目』で詳しく解説しました通り、阪神芝1600mを高いレベルの高速時計で乗り切るという資質は、東京芝1600mで求められるモノと通じる部分が大きく、両コースで行われるレースは直結しやすいということが言えます。
実際にその阪神芝1600mで施行された近3年のマイルCSでは、「安田記念(東京芝1600m)≒マイルCS(阪神芝1600m)」という図式が成り立ちましたので、3着内好走馬9頭中4頭が同年の安田記念好走馬から輩出されて、のべ9頭中6頭が過去に東京芝1600mのGI好走実績がある馬から輩出されて、のべ9頭中8頭が過去に東京芝1600mまたは阪神芝1600mのGI好走実績がある馬から輩出されるという“直結傾向”が裏付けられる決着が続きました。
そして久しぶりに京都芝1600mで施行された今年のマイルCSでは、