▲ミルクボーイ内海さんとカベポスター浜田さんによる競馬芸人対談(C)netkeiba.com
今年も多くのスターホースを生み出した競馬界だったが、いよいよ年末のグランプリ『第68回有馬記念』まで残り3日と迫ってきた。今年はクリスマスイブ決戦ということで、何かしらの共通点を探している“サイン派の競馬ファン”も少なくないと思うが、もう1つ2019年以来4年ぶりに『有馬記念×M-1グランプリ』が同日決戦という特別な年でもある。
そこで今回は、リスグラシューが勝った2019年M-1グランプリの覇者ミルクボーイの内海崇さんと、昨年に続き2年連続M-1ファイナリストのカベポスター浜田順平さんに、今年の競馬のグランプリ有馬記念について2人でじっくりと話し合ってもらった。
前編では、“2人の競馬愛”や“M-1グランプリと有馬記念の裏話”などに触れていき、明日公開の後編では有馬記念の予想対談を展開する。
(取材・構成:中山靖大)
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──競馬ファンで知られているお2人なので、劇場とかでも競馬の話をされることも多いと思うのですが、内海さんからみて浜田さんってどういう競馬好きのイメージですか?
内海 とにかく詳しくて、情報が全部頭に入っている後輩です。“ただただ競馬が好き”っていうのが伝わってきますね。日曜日の大きいレースの時間、後輩と一緒に見ることも多いんですが、余韻もなくゴールしたらパッと散っていくんですよ。あれはけしからん。
浜田 勝利インタビューとレース回顧を聞いていたら、気づけばTV前は僕1人というのがしょっちゅうです。内海さんは馬券の買い方がカッコ良いですね。人気のない馬からでも、しっかり勝負していますし、デカい的中されているときに一緒にいたこともあります。
内海 去年のジェラルディーナ(22年エリザベス女王杯)やろ。営業に行くバスの中で一緒に見たな。浜田の予想も聞いて、あれは気持ちの良い的中やったね。
浜田 『同着ってなんやねん!』って後悔を滲ませてはいましたけどね(笑)。