▲阪神タイガース・岡田彰布監督と武豊騎手の新春対談 後編は“アレ”の話題から(提供:デイリースポーツ)
後編は、23年の新語・流行語大賞を受賞した岡田監督の造語“アレ(A・R・E)”の話題から。メディア向けのコメントセンスが抜群なふたりのアレトークは必見! そしてタイガースの38年ぶり日本一にあやかって、武豊騎手の2024年の目標も……アレ!?
(記事提供=デイリースポーツ)
コメント力抜群の岡田監督&武豊騎手
――日本一になった岡田タイガースを見て、監督の気になった発言とかは?
武豊騎手(以下、武) おもしろいですよね。いつも新聞で必ず楽しみにして読ませてもらっているんですけど、ひと言で伝わりやすい、言い方をされているな、っていうか。根性論でもないし、伝わりやすい。読んでいてもそう思いますし、ああ、そういうことか、とか。
──それを象徴するのが流行語大賞にもなった“アレ(A・R・E)”。
武 そうですよね。これだけ浸透するというのは。
岡田監督(以下、岡田) 何でも使えるもんなぁ、アレって。
武 メディア的にも、すごくいいなって思うんですよ。ファンと現場の間にメディアの方がいて、僕らファンからしたら、いろいろ知りたい、教えてほしいというところで、監督がすごくメディアに対して、分かりやすく、面白い感じで、発信して下さっているので、僕らも「こうやって対応したらいいのかな」って勉強になるというか、参考にさせていただいているところはありますね。
岡田「アレ」はしかし、いつまでも使えんしな(笑)。
──競馬界でも親しみやすいものがあればいいですね。武さんが発信すれば、流行語になるのでは…。
武 また考えます。有馬記念の時も、何か考えておけば良かった(笑)。
──武さんにとって23年はどんな年だったか。
武 重賞レースはわりと勝てたし、あのケガまでは普通に悪くなかったですね。でも、有馬記念を勝てたので良かったです。
▲23年は大阪杯・有馬記念のGI・2勝を含む重賞8勝の大活躍 (c)netkeiba.com
──岡田監督の23年はいうことないですね。
岡田 そら、日本一になったから、これ以上ないよね。
──となると、24年、モチベーションをどう保っていくかが課題になる。