レースの傾向は変わらない

　昨年に同コラムで取りあげた、根岸Sは差し馬が有利だというバイアスだが、今年も1番人気は前で競馬をしてきて3勝クラスも2番手からの競馬で勝ち切ってきたエンペラーワケアとなりそう。

　昨年のフェブラリーSで◎レモンポップとした際のポイントとして、「差し馬不利な根岸Sを勝ってきた事からも逆らう余地はない」としたが、先行馬に押し切られたらそれまで。その馬が強かったとして、フェブラリーSで信頼して買ってあげれば良い。

　これだけ強烈なバイアスがあるにもかかわらず、前に行く馬をそれまでの印象論や強さで人気にするのであれば、他の差し馬を評価したい。

　まずは昨年のコラム抜粋で傾向の再確認。