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【きさらぎ賞予想】京都に帰ってきたきさらぎ賞 父モーリスと母父ディープが良績

  • 2024年01月28日(日) 18時00分
今年は4年ぶりに京都外1800で行われるきさらぎ賞。2016〜2020年の5年間で[2-4-2-6]と、ディープインパクト産駒がよく絡む重賞のひとつだった。改修後の京都外1800のオープン競走4Rの結果を見ても、母父ディープインパクトが[1-2-0-2]とよく絡んでいる。種牡馬ではモーリスの産駒が[2-1-0-2]でオール掲示板。アルナシームとバルサムノートが勝っている。いっぽうスワーヴリチャード産駒は、主要4場の比較でいうと京都芝の成績が芳しくない。このあたりはハーツクライ系らしい傾向とも。(解説:望田潤)


ヴェロキラプトル
 イスパーン賞(仏G1・芝1850m)のルーソヴァージュ、仏グランクリテリウム(G1・芝1600m)のルーソリテールの甥。母母リューヴトリーはヴァントー賞(仏G3・芝1850m)勝ち。母父ジャイアンツコーズウェイはストームキャットの代表産駒でレモンポップの母父。父スワーヴリチャードはレガレイラを筆頭に初年度産駒が大活躍中。スワーヴリチャード産駒らしいストライドで走る中距離馬で、ホープフルSは内枠を利して逃げたがコーナリング一息。大箱1800で巻き返す。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

ウォーターリヒト
 レッドアネモスやバンデルオーラの甥で、母ウォーターピオニーはJRA3勝(芝ダ1400)。母母マチカネハヤテはJRA5勝(全て芝1200)。コイウタやビハインドザマスクも同牝系。父ドレフォンは北米チャンピオンスプリンターでジオグリフ、サンライズフレイム、デシエルトなどの父。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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