今年は4年ぶりに京都外1800で行われるきさらぎ賞。2016〜2020年の5年間で[2-4-2-6]と、ディープインパクト産駒がよく絡む重賞のひとつだった。改修後の京都外1800のオープン競走4Rの結果を見ても、母父ディープインパクトが[1-2-0-2]とよく絡んでいる。種牡馬ではモーリスの産駒が[2-1-0-2]でオール掲示板。アルナシームとバルサムノートが勝っている。いっぽうスワーヴリチャード産駒は、主要4場の比較でいうと京都芝の成績が芳しくない。このあたりはハーツクライ系らしい傾向とも。(解説:望田潤)
ヴェロキラプトル イスパーン賞(仏G1・芝1850m)のルーソヴァージュ、仏グランクリテリウム(G1・芝1600m)のルーソリテールの甥。母母リューヴトリーはヴァントー賞(仏G3・芝1850m)勝ち。母父ジャイアンツコーズウェイはストームキャットの代表産駒でレモンポップの母父。父スワーヴリチャードはレガレイラを筆頭に初年度産駒が大活躍中。スワーヴリチャード産駒らしいストライドで走る中距離馬で、ホープフルSは内枠を利して逃げたがコーナリング一息。大箱1800で巻き返す。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
ウォーターリヒト レッドアネモスやバンデルオーラの甥で、母ウォーターピオニーはJRA3勝(芝ダ1400)。母母マチカネハヤテはJRA5勝(全て芝1200)。コイウタやビハインドザマスクも同牝系。父ドレフォンは北米チャンピオンスプリンターでジオグリフ、サンライズフレイム、デシエルトなどの父。