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【東京新聞杯予想】苦戦するリバティアイランド世代。マスクトディーヴァは買いか消しか!?/第168回

  • 2024年02月03日(土) 12時00分
秋華賞2着馬、マスクトディーヴァが東京新聞杯から始動します。はたしてリバティアイランドに1馬身差まで迫った末脚が、マイルでも見られるのでしょうか? 『中央競馬 妙味度名鑑 2024』のデータを使って占っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

鍵になるのは「休み明け」


編集K3(以下、K3) 今週は東京新聞杯の予想をお願いします。このレースのポイントは、リバティアイランドと戦ってきた4歳牝馬が5歳以上を相手にどこまで戦えるかだと思います。

 予想オッズを見ると、秋華賞2着のマスクトディーヴァが1番人気、NHKマイルC2着のウンブライルが3番人気、桜花賞2着のコナコーストが6番人気ですね。

K3 4歳牡馬に関してはすでにレベルが低いと言われていて、実際にここでも朝日杯FSの1、2着馬、ドルチェモアとダノンタッチダウンがまったく人気になっていませんが、4歳牝馬に関してはまだ評価がはっきりしていないようです。

 この世代の牝馬が芝重賞で年長馬と対戦したのは先週までに33回あって、馬券に絡んだのは以下の5回だけみたいですね。

クイーンS ドゥーラ(1番人気1着)
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ(1番人気1着)
エリザベス女王杯 ハーパー(3番人気3着)
ジャパンC リバティアイランド(2番人気2着)
愛知杯 ミッキーゴージャス(1番人気1着)

K3 牡馬相手に好走したのはリバティアイランドだけですか。つまり、リバティアイランドが強いのはわかっても、他はよくわからないということですね。

 リバティアイランドの2着だったマスクトディーヴァが、マイルCS3着のジャスティンカフェより上なのか下なのか? 比較が非常に難しいですね。

K3 しかも、マスクトディーヴァは初のマイル、初の関東遠征で、ヴィクトリアマイルに向けての試走の意味合いが強いので、どこまでのパフォーマンスを出せるかもわかりません。

 そんなわけで、能力比較が難しいときこそ妙味度です。

K3 能力などオッズに反映されやすい要素よりも、オッズに反映されにくい要素のほうが投資競馬には重要なんですもんね。

 はい。卍指数も妙味度もそこに特化した指数ですから。

K3 では、各馬の妙味度を見せてください。

 わかりました。予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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