阪神内2200で行われた昨年の京都記念は、ドウデュースがトップハンデ58キロもものかは、異次元の捲り一閃で圧勝。今年は4年ぶりに京都外2200で行われる。近5年では良3回、重1回、稍重1回と、時期的に渋化馬場になりやすい。今の京都芝コースは荒れてきているだけに、渋るようならかなりタフな馬場になるだろう。ダンビュライトやクリンチャーのような、瞬発力は並でも持続力やパワーに富む馬にチャンス到来といえる。トップハンデ馬は近5年[1-0-1-6]で、勝ったのは前出ドウデュースだけ。(解説:望田潤)
プラダリア ラディウスの甥。牝祖リトルオードリーは現フィリーズレビュー勝ち馬で、子孫にノーヴァレンダ、ブランシェクール、ボンセルヴィーソなどが出る。ディープインパクト×クロフネはレイパパレなどと同じで高い勝ち馬率(78%)。ディープインパクト×グルームダンサーもスマートレイアーなど勝ち馬率85%の有力ニックスだ。京都大賞典も宝塚記念も荒れたインをしぶとく差してきており、脚元を見てもいかにも道悪が巧そう。今の京都の荒れ馬場はプラスだろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
ベラジオオペラ エアアンセムやサトノヘリオスの甥。牝祖エアデジャヴーはオークス2着で、エアメサイアやエアシェイディの母でエアスピネルやエアウィンザーの母母。父ロードカナロアは