高松宮記念の前哨戦となる阪急杯。スプリンターズS2着の実績を持つウインマーベル、勝って高松宮記念の優先出走権が欲しい上がり馬、アサカラキングとダノンティンパニーに注目が集まりますが、妙味の観点からはどの馬を軸にすべきなのでしょうか? 『妙味度名鑑 2024』のデータを使って分析していきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集)
今回の「儲かる軸馬」は直線距離が鍵
編集K3(以下、K3) 今週は阪急杯の予想をお願いします。予想オッズだと三強ムードですね。
卍 予想1番人気は3連勝中の上がり馬、アサカラキングですね。
K3 開幕週なので前で恵まれそうということでしょうね。ただ、週中に雨が降って日曜も雨予報なので、当日オッズがこのままかどうかはわかりません。
卍 予想2番人気はウインマーベルですけど、前走は同じコース、同じ斤量で、今回より強いメンバーに勝っていますもんね。こちらが1番人気になる可能性は十分にありますね。
K3 ただ、ウインマーベルも良馬場のほうがいいタイプですし、スタートに不安がありますからね。
卍 予想3番人気のダノンティンパニーは、芝1400mでは2戦2勝なんですね。
K3 初めて着外に負けた前走は直線で前が詰まっていましたね。実力で負けた感じではないので、確かに買いたくなります。
卍 では、この3頭のうちどの馬を軸にするか、妙味度で決めていきましょう。予想1〜5番人気の総合妙味度は以下のようになっています。