ワンターンの大箱マイル戦で、桜花賞にもオークスにも直結する最重要ステップ。過去5年の前後半の平均ラップは47.3-46.4でスローの後傾戦になりがち。昨年はモズメイメイ、コナコースト、ペリファーニアと、サドラーズウェルズの血を引く馬が1〜3着を占めた。サークルオブライフ、エリザベスタワー、ストゥーティ、レシステンシア、シゲルピンクダイヤと、サドラーの血を引く馬は毎年上位を賑わせている。取り上げた5頭でサドラーズウェルズをもつ馬はいないが、ミラビリスマジックの母母父フェアリーキングはサドラーズウェルズの全弟。(解説:望田潤)
ガルサブランカ イクイノックス(父キタサンブラック)の3/4妹で、ヴァイスメテオールやミスビアンカの半妹で、スタッドリーのイトコ。母シャトーブランシュはマーメイドSに勝った。キズナ×キングヘイローはディープボンドやアサカラキングと同じで勝ち馬率も高い。サーゲイロード的な柔さと牝系の重厚さを受け継ぎ、ベゴニア賞もしなやかなフォームで勝ち馬に迫ったが、桜花賞よりはオークス向きの中距離馬というべきだ。ここはスローのほうが追走しやすいか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
スウィープフィート スイーズドリームスやスイープセレリタスの姪で、母母スイープトウショウは宝塚記念などGIを3勝の名牝。アドマイヤハダルやピンクカメハメハなども近親で、