過去5年の1〜3着馬延べ13頭のうち、ジャンダルム、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、ナックビーナス、ディヴィナシオン、エイシンスポッター、ダイメイフジがダンジグの血を、ジャンダルム、ダノンスマッシュ、ナランフレグ、カレンモエがロベルトの血を引く。中山芝1200らしい傾向といえる。あとシュバルツカイザーの父ダークエンジェルの産駒は、中山芝1200に5頭が出走し[2-2-0-3]、単回値241、複回値435。シュバルツカイザーがカーバンクルSと船橋Sで穴をあけているし、昨秋のスプリンターズSではマッドクールが6人気2着。(解説:望田潤)
キミワクイーン ショウナンタイガの姪で、母チェリーペトルズはJRA2勝(ともに芝1200)。近親にニシノデンジャラスやニーマルオトメなどがいる。ロードカナロア×ダイワメジャーはロードアクア、イルクオーレ、シトラスノートなどと同じ。母はノーザンテースト3×4で自身はストームキャット3×5。古馬になってパワーアップ顕著で、函館スプリントSで重賞初制覇、後方から差し切るケイバで新境地を開いた。北米パワーが強く中山には良績。時計や上がりはかかったほうがいい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
シュバルツカイザー 愛オークス2着ジャックネイラーの半弟で、ワンデスタ(北米芝牝馬チャンピオン)やルージュスティリアなども近親。母父ナシュワンはキングジョージVI世&クイーンエリザベスダイヤモンドSなどに勝った名馬でバゴの父。父ダークエンジェルは