過去5年のフラワーCにおいて、22年スタニングローズ(父キングカメハメハ)、21年ホウオウイクセル(父ルーラーシップ)、20年アブレイズ(母父ジャングルポケット)、19年コントラチェック(母母父フェアリーキング)と、良馬場で行われた年はヌレイエフ≒サドラーズウェルズ=フェアリーキングの血を引く馬が勝っている。ちなみにこの4頭の4角順位は3、2、2、1。差し追い込みは頭からは狙いにくいレースだ。関西馬は毎年馬券に絡んでおり、桜花賞よりオークスをにらんでの遠征が決まっている。(解説:望田潤)
エルフストラック スマイルオンミーやグリモリオの半妹で、ハリーズコメットやトラバントの姪で、ブラックヘイローのイトコで、母スペルオンミーはJRA3勝(ダ1200〜1400)。マザーグースS(米G1・ダ9F)のドリームズガロアなども近親。父カリフォルニアクロームは北米年度代表馬でワイドラトゥールやネグレスコなどの父。「父中距離×母短距離」らしい1800の先行型で、脚質的に中山内1800はピッタリ。ここもデイジー賞2着ぐらいは走れそう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
カニキュル トランキリテの半妹で、アーデント、シャルール、ラブラバード、ラフォルジュルネの姪で、シュペルミエールやグランデアモーレ(グランデマーレの母)のイトコ。母シャルールはクイーンS2着。エピファネイア×ゼンノロブロイはイフェイオンやシーズンズギフトと同じで、ヴェローナシチーとは牝系も同じで7/8同血の関係になる。エピファネイア産駒らしい伸びのある体型で、確かな持続力を感じさせる走り。中山1800より東京2000というイメージはあるが。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
カンティアーモ パルティアーモやマグナレガーロの半妹で、