23年はタマモブラックタイ(父デクラレーションオブウォー)、カルロヴェローチェ(母父ロックオブジブラルタル)、サウザンサニー(父タリスマニック)。22年はプルパレイ(母父フサイチペガサス)、タイセイディバイン(牝祖オールフォーロンドン)、オタルエバー(母父リダウツチョイス)。2年連続でダンジグの血を引く馬が1〜3着を独占した。21年もルークズネスト(ダンジグ5×5)、グレナディアガーズ(父フランケル)とダンジグもちのワンツー。直線の急坂でダンジグのパワーがモノを言う結果となっている。(解説:望田潤)
エンヤラヴフェイス カジュフェイスの全弟で、サミットストーンやブルロックの半弟で、トラキチシャチョウのイトコ。牝祖マフィティスの孫にタイキシャトルやピースオブワールドがいる。父エイシンヒカリはイスパーン賞などに勝ったディープインパクト産駒でエイシンスポッターなどの父。母はタイキシャトルと3/4同血で、たしかにエイシンヒカリとタイキシャトルとニジンスキーのイメージだ。馬群を気にするので1400でスンナリ先行できるかどうか。ダンジグはもたない。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
オーキッドロマンス ジュニパーベリーの半弟で、母エキナシアはJRA3勝(ダ1000〜1200)。母母ニシノマリアはJRA5勝(芝ダ1000〜1200)。タシロスプリングやマッチレスヒーローも近親で、芝ダ兼用で短距離の活躍馬がよく出ている牝系だ。父ロジャーバローズはジェンティルドンナの近親のダービー馬でオメガウインクやテリオスサラなどの父。ダンジグ4×5・5で母方の短距離資質が強く、パワー十分で1400に良績。いかにもこのレースに向いたタイプといえる。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
シュトラウス ブルメンダールの全弟で