21年と20年はディープインパクト系(ディープボンド、トーセンカンビーナ、ナムラドノヴァン、メイショウテンゲン)とユーキャンスマイルで上位独占という結果だったが、22年はディープボンドが連覇し2着3着にはオルフェーヴル産駒(アイアンバローズ、シルヴァーソニック)が入った。23年はディープ直仔ジャスティンパレスが快勝。今年ディープインパクト系とステイゴールド系の争いとなるか。ブレークアップ(5人気3着)、アイアンバローズ(5人気2着)、ナムラドノヴァン(9人気3着)、カフジプリンス(6人気2着)と、ロベルトの血を引く馬がヒモ穴になっている。(解説:望田潤)
サヴォーナ レオパルディナやアイムユアドリームのイトコでユアヒストリーなども近親。母父スニッツェルは短距離王国豪州で大成功したデインヒル系で、母母ラプーマはロードアットウォーのスタミナを引きビウィッチS(米G3・芝12F)2着。母父がスプリンターなので先行脚質に出たのは順当だが、牝系のスタミナも強くジリっぽいがなかなかしぶとい。長距離での安定感としぶとさはなかなかで、後駆がダンジグ的なので京都外よりは阪神内がベターだろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
シルヴァーソニック キャプテントゥーレ、アルティマトゥーレ、クランモンタナなどの弟で、