今週は天皇賞(春)へのステップレース、阪神大賞典が行われます。今年は各世代を代表するステイヤー及び、ステイヤー候補が集結しました。菊花賞では大外をマクって見せ場を作った4歳馬サヴォーナ、日経新春杯を勝ち勢いに乗る5歳馬ブローザホーン、ダイヤモンドS2勝を誇る6歳馬テーオーロイヤル、阪神大賞典3勝目を狙う7歳馬ディープボンド、天皇賞(春)3着から10ヶ月半ぶりの実戦となる8歳馬シルヴァーソニック。この有力5頭が人気を分けそうですが、最も軸馬として妙味があるのははたしてどの馬なのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集)
絶対に負けられないレース
編集K3(以下、K3) 阪神大賞典はこのコラムが始まって以来3回取り上げましたけど、「儲かる軸馬」に該当した馬が毎回好走しています。
2021年 ディープボンド(3番人気1着)
2022年 ディープボンド(1番人気1着)
2023年 ボルドグフーシュ(1番人気2着)
卍 相性が良いんですね。
K3 でも、今年は上位5頭の人気が割れそうで、軸選びが難しそうです。
卍 確かに、予想1番人気のサヴォーナは母方が短距離型ですし、予想2番人気のブローザホーンは3000mが初めてなので、そこをどう評価するかでしょう。
K3 ポイントは各馬の「長距離」の妙味度ですね。では、さっそく総合妙味度を見せてください。
卍 はい、予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。