福島で行われた福島牝馬Sは、18〜23年の5年間(21年は新潟での施行)において1、2人気が勝ったことがなく、平均馬連配当6850円、平均3連複配当13万4660円となかなか荒れ模様。ステラリア(23年8人気1着)、アナザーリリック(22年3人気1着)、デンコウアンジュ(19年4人気1着,18年4人気3着)、キンショーユキヒメ(18年7人気1着)と、サドラーズウェルズの血を引く馬が毎年のように美味しい馬券になっている。取り上げた4頭にサドラーの血を引く馬はいないが…。(解説:望田潤)
エリカヴィータ フラワリングナイトの半妹で、母マルシアーノはキンシャサノキセキの全妹でJRA3勝(ダ1600〜1800)。イトコにATCオークス(豪G1・芝2400m)のアブソルートリー、SAJCオーストラレシアンオークス(豪G1・芝2000m)のアビーマリーがいる。キングカメハメハ×フジキセキはミッキーラブソング=ユラノト兄弟などと同じ。フローラSの勝ち馬だが、ベスト距離は1800だろう。どちらかというと大箱向きなので、外を回って差せるバイアスかどうかがポイントに。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ウインピクシス ウインザナドゥの下で、母コスモアクセスはJRA4勝(芝1200)。母母のコスモスカイラインはJRA3勝(芝1200)。牝祖タシュからはCCAオークスのクウェスティングなどが出る。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒で、ウインキートスやウインマイティーなど牝駒が走ることで知られ、ゴールドシップ×ロージズインメイはユーバーレーベンと同じ。母も母母もスプリンターだから小回りの先行力機動力に富み、福島1800は合っているので前残りを狙う。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ライトクオンタム ディープインパクトのラストクロップで、