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【マイラーズC予想】ソウルラッシュとセリフォスの前哨戦をどう評価すべきか/第179回

  • 2024年04月20日(土) 12時00分
今週は安田記念の前哨戦、マイラーズCが行われます。注目は一昨年のマイルCSの勝ち馬セリフォスと、昨年のマイルCS2着馬ソウルラッシュの激突。過去6回の対戦では4回セリフォスが先着していますが、近2戦はともにソウルラッシュが先着しているだけに、今回の勝負も見逃せません。軸に相応しいのはソウルラッシュか、セリフォスか? それとも新興勢力か? 妙味の観点から占っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

鍵を握るのは「京都」と「休み明け初戦」の妙味度


編集K3(以下、K3) 卍さん、ついにキズナ産駒がクラシックを勝ってしまいました。ずっと過小評価されていたキズナが正当に評価されると妙味度が下がってしまいます。

 今年の3歳がキズナの黄金世代という話はやはり本当だったんですね。

K3 ただ、3歳が黄金世代かどうかわからなくなってきました。『POG直球勝負 2024-2025』という電子書籍を昨日リリースしたんですけど、それを見ると2歳世代もキズナ産駒がすごいことになっています。

 2歳世代も3歳世代と同等かそれ以上の可能性があるということですか?

K3 はい。北海道から帰ってきた山本昌さんも「キズナにいい馬が多いという話を、耳にタコができるくらい聞いた」とおっしゃっていました。

 ディープインパクト、キングカメハメハがいなくなって、良い繁殖牝馬が堅実なキズナに回ったということでしょうね。産駒の質が高いのであれば3歳世代、2歳世代はキズナに注目しておいて、過剰人気してきたら来年の妙味度でわかるでしょうから、キズナを買い続けるかどうかはそこで決めればいいと思います。

K3 ダービーは無敗のキズナ産駒が2頭出そうです(ジャスティンミラノとシックスペンス)。まずはそこでどういうオッズになるかに注目ですね。

 その前に、オークスにもクイーンズウォークやタガノエルピーダが出そうですしね。

K3 では、予想に移りましょう。マイラーズCはソウルラッシュとセリフォスの2強対決で、そこに新興勢力がどれだけ食い込めるかという感じです。

 ソウルラッシュとセリフォスにとっては前哨戦の意味合いが強いと思うので、新興勢力が割って入る可能性はありそうですね。

K3 特に、ぶっつけでGIを使うことが多かったセリフォスが前哨戦を使ってきたので、そこもポイントになりそうです。

 さっそく妙味度を見ていきましょう。上位人気馬の総合妙味度はこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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