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【オークス予想】鍵になるのは“距離延長で美味しい種牡馬”/第183回

  • 2024年05月18日(土) 12時00分
先週のヴィクトリアマイルではナミュールを消し、マスクトディーヴァが「儲かる軸馬」になり、テンハッピーローズも拾えていましたが、フィアスプライドの妙味度が低くて不的中。残念な結果となりましたが、妙味度による「軸馬選び」自体は間違っていないはずですので、この悔しさを同じ牝馬限定戦、オークスにぶつけたいと思います。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

ステレンボッシュは信頼できる1番人気?


編集K3(以下、K3) 今週はオークスですが、ステレンボッシュの二冠濃厚みたいな空気になっています。国枝厩舎だけにアパパネやアーモンドアイと比較されたりして。

 予想オッズ2.2倍ですか。もうちょっと人気が割れるかと思ったんですけどね。

K3 キムラヨウヘイさんの言うところの“モレイラロス”も気になります。

 これが過剰人気かどうか、さっそく妙味度で検証していきましょう。上位人気馬の総合妙味度はこのようになっています。

単勝予想オッズ=1-5番人気馬の総合妙味度
1 ステレンボッシュ(2.2倍) 96.9
2 チェルヴィニア(7.9倍) 102.1
3 ライトバック(8.2倍) 104.8
4 タガノエルピーダ(8.9倍) 103.7
5 スウィープフィート(9.4倍) 104.1
※想定騎手は上から戸崎騎手、ルメール騎手、坂井騎手、M.デムーロ騎手、武豊騎手。想定オッズは17日14時半時点。

K3 ステレンボッシュは96.9しかありませんね。どうしてこんなに低いんですか?

 まず、戸崎騎手もエピファネイアも国枝栄厩舎もまんべんなく過剰人気しています。

K3 でも、エピファネイアって「距離延長」の妙味度が高かったですよね?

 2021年版は108、2022年版は105でしたが、2023年版で99まで下がって、2024年版は97です。単年の妙味度で見るとこうなります。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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