【オークス予想】無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノとの共通点 好調なキズナ産駒ライトバックに期待
ハイレベルなメンバーが集結、馬券は手広くが吉か
今年のオークスには、ハイレベルのレースを経験し、かつ、そこで快走してきた有力馬がきわめて多い。
▽チェルヴィニアの勝った「アルテミスS」 レースレコード
▽ステレンボッシュが2着の「阪神JF」 レースレコード
▽コガネノソラが勝った「スイートピーS」 レースレコード
▽クイーンズウォークの制した「クイーンC」 史上2位タイ
▽スウィープフィートの勝った「チューリップ賞」 史上2位
▽ミアネーロ勝った「フラワーC」中山施行では 史上2位
▽ステレンボッシュの制した「桜花賞」の時計は 史上3位
▽タガノエルピーダの「忘れな草賞」のタイムは 史上3位
▽アドマイヤベルが制した「フローラS」時計は 史上3位
これだけ好時計の馬がいるのだから、少なくともレベルが低いということはない。
種牡馬キズナ(父ディープインパクト)産駒が3頭いる。みんな可能性を秘める。次週の日本ダービーには、3戦3勝の皐月賞馬ジャスティンミラノ、同じく3戦無敗のシックスペンスなど5頭が出走を予定している。
6世代の産駒がデビューし、ついに父の有力後継馬として総合種牡馬ランキング1位に立ったキズナ(14歳)には、勢いがある。決して早い時期の2歳、3歳戦向きともいえないキズナ産駒が、無敗の皐月賞馬を送ったのは快挙だった。
ライトバック(父キズナ)は7番人気の桜花賞を四コーナー最後方から上がり最速の32秒8(自身2回目)で直線一気。ステレンボッシュを0秒1差に追い詰めた。
母の父Exceed And Excelエクシードアンドエクセル(AUS)だから、ジャスティンミラノと同じ配合形になる。同馬は、競走成績も産駒も短距離タイプが多いが、万能型デインヒル系らしく、母の父となると英ダービー馬など10-12ハロンのG1馬出現に貢献している。ジャスティンミラノはノーザンダンサーの「5×5×5×4」。ライトバックは「5×5×5」。きわめて似た血統背景を持つのも魅力だ。
単、複。連勝系はステレンボッシュ、大駆け可能なコガネノソラ本線に手広くいきたい。