例年阪神芝内2000で行われる牝馬限定のハンデ戦。過去5年の平均馬連配当は9236円で荒れる荒れる。18〜21年は人気薄の軽ハンデ馬の勝利がつづいたが、最近は54〜56キロの馬が上位を占めている。ただし今年は京都芝内2000での施行で、この傾向が当てはまるのかどうか。ちなみに改修後(23年以降)の京都芝内2000戦における種牡馬成績をとってみると、キズナ産駒が最多の9勝、特に牡[3-1-1-15]牝[6-1-0-19]と牝駒の活躍が目立つ。取り上げた5頭にキズナ産駒はいないが要チェックでしょう。(解説:望田潤)
エーデルブルーメ マイエンフェルトの全妹でロッテンマイヤーの半妹。母母ビワハイジは阪神3歳牝馬S(現阪神JF)に勝ち、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴル、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパン、サングレアルなどを産んだ名繁殖。父ハービンジャーはキングジョージ6世&クイーンエリザベスSの勝ち馬でブラストワンピース、ディアドラ、ナミュール、ノームコアなどの父。母父がアグネスタキオンなので、前走を見てのとおり内回りの機動力兼備の中距離馬。良馬場ならここも崩れない。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
コスタボニータ イチオクノホシ、ハーバーコマンド、レッドフィオナの下で、イフェイオンの叔母。母母スーパーヴァイトはエクリプス賞(仏G3・芝1300m)3着。母父ケンドールはフランスで栄えたグレイソヴリン系で仏2000ギニー馬。