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【七夕賞予想】機動力ある差しを求められる福島コースでの2000m重賞

  • 2024年07月04日(木) 12時00分

同舞台2戦2勝の差し馬を最上位評価


 ローカル開催のハンデ戦は軽斤量を活かしての前残りを狙う馬が多く出走しやすく、初角まで距離が長く1800mよりも先行争いが激化しやすい傾向があることも相まって、やすやすと先行有利にならない。

 実際にこの七夕賞においても、2021年のトーラスジェミニ・2023年のセイウンハーデスの前残りが起きた年は前半のペースが35.8と35.5と緩かった事が大きな要因で、反対に2022年は34秒台前半のペースとなり、結果的に差しに有利に働きやすい。

メシ馬


 御覧の通り、スローになった2021年のトーラスジェミニ・ロザムールの前残り決着以外において、初角2番手と位置を取った馬の好走はメイショウナルトのみで、差し優勢の重賞。重賞レベルまでになると、基本は前の馬が止まらない事からこの七夕賞は異質。波乱含みの難しいレースとなっている。

 差し優勢とはいえ、直線だけで最後方からごぼう抜きというレースではなく、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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