スマートフォン版へ

【函館記念予想】前走重賞組とOP組が相交わる夏のハンデ戦だが明暗はっきり

  • 2024年07月11日(木) 12時00分

注目したいのはトップナイフ


 函館記念はおおよそ毎年、前走重賞組と前走条件戦〜OP/L出走の馬が半々に出走してくる。ハンデ戦だけあって軽斤量を狙って重賞挑戦してくるケースも多い。しかしながら、その明暗ははっきりとしており、明確に重賞出走組が優勢となっている。

メシ馬


 前走重賞以外のレース出走組で勝利したのは、昨年のローシャムパーク、2019年のマイスタイルのみで共に1番人気。ローシャムパークは前年のセントライト記念でガイアフォース・アスクビクターモアの3着の実績があった馬。ガイアフォースは安田記念4着、アスクビクターモアは菊花賞勝ち馬と実績を積んでいただけあって、条件戦からの出走とはいえ格が違った。

 マイスタイルは巴賞を叩いて使ってきたが、その前にはGIIIで2・2・3着と安定して結果を残していた馬。そして前走重賞に出走していた馬が5頭しかおらず、かなりレベルが低かった結果マイスタイルが1番人気に推され、結果的にも勝利となった。

 上記のような背景があれば、通用しているものの、それ以外は厳しい結果となっている影響で前走重賞組の成績が圧倒的になっている。

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング