札幌で行われた近4年のエルムS(23年、22年、20年、19年)は、平均馬連配当4843円、1人気[1-0-0-3]とこちらも荒れ模様。23年はセキフウ(父ヘニーヒューズ)とワールドタキオン(父アジアエクスプレス)、ヘニーヒューズ系のワンツー。そして22年もフルデプスリーダー(父ヘニーヒューズ)とウェルドーン(父ヘニーヒューズ)、ヘニーヒューズ産駒のワンツーだった。ちなみにヘニーヒューズ産駒は3頭が出走し[2-1-0-0]と全て連対している。取り上げた5頭にヘニーヒューズの血を引く馬はいないが…。(解説:望田潤)
ドゥラエレーデ サトノダイヤモンド、リナーテ、サトノジェネシスの甥で、母母マルペンサはR.V.マンシリャ大賞典(亜G1・芝2000m)勝ち馬。父ドゥラメンテは二冠馬で昨年のリーディングサイアー。母父オルフェーヴルだから底力溢れる中距離血統で、ヘイローの継続クロスらしい脚捌きで走るので機動力に富み、ダートのワンペース先行でも好走する。サトノダイヤモンドもオルフェーヴルもコーナリング能力が高かったし、札幌1700で先行押し切りたいが斤量は背負うだろう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ナチュラルハイ ニシノコトダマのイトコで、母母アラビックソングはハニムーンH(米G2・芝9F)2着。北米G1を2勝したライフアットザトップも近親。