関屋記念といえばサトノアーサー、ミッキーグローリー、プリモシーンと、サーアイヴァー〜サーゲイロードをクロスするディープインパクト産駒が上がり32秒台で差し切るレースだった。そしてディープインパクト産駒の出走が少なくなってくると、23年1着アヴェラーレ(母父ハーランズホリディ)、22年2着シュリ(母父ジャイアンツコーズウェイ)、21年1着ロータスランド(母父スキャットダディ)、20年2着トロワゼトワル(父ロードカナロア)と、ストームキャットのスピードを引く馬が4年連続連対中。取り上げたなかではディオが母母父ストームキャットで、パラレルヴィジョンが父の母父ストームキャット。(解説:望田潤)
ジュンブロッサム レッドレグナントの半弟で、ゴールデンハインドやロングロウの甥で、ステファノスやフィニフティのイトコ。母母ゴールドティアラは南部杯勝ち馬。父ワールドエースはワールドプレミアの全兄でシルトプレやメイショウシンタケなどの父。ゴールドティアラのマイラー資質が強いのはたしかだが、ピュアマイラーではなくベスト距離は1800だろう。芝マイルの2勝はともに1分31秒台で走破しており高速決着には自信。バネのある走りで道悪はよくない。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ディオ ソウルラッシュ(父ルーラーシップ)の3/4同血の弟で、ヒラボクディープの甥で、カフェブリッツやカフェリュウジンなども近親。リオンディーズ×マンハッタンカフェはテーオーロイヤルやリプレーザと同じで成功している配合だ。