今年は中京芝2000で行われるローズS。20年〜22年が中京での施行だったが、この3年で馬券に絡んだ9頭のうち、22年2着サリエラ(父ディープインパクト)、22年3着エグランタイン(父キズナ)、21年1着アンドヴァラナウト(母父ディープインパクト)、21年2着エイシンヒテン(父エイシンヒカリ)、21年3着アールドヴィーヴル(母父ディープインパクト)、20年1着リアアメリア(父ディープインパクト)、20年2着ムジカ(母父ディープインパクト)、20年3着オーマイダーリン(父ディープインパクト)と、実に8頭がディープインパクトの血を引いている。この3Rのレース上がりは平均34.5で、上がりのケイバになりやすいのがディープインパクトの斬れ優位につながっているとみるべきか。(解説:望田潤)
オーロラエックス ビヨンドザファザーの半妹で、ガーデンシティBCS(米G1・芝9F)勝ちマグニフィセントソングの姪。母ガリレオズソングはロングアイランドH(米G3・芝12F)とボイリングスプリングスS(米G3・芝8.5F)で2着がある。父サトノダイヤモンドは有馬記念と菊花賞に勝ちサトノグランツやシンリョクカなどを輩出。サトノダイヤモンド×ガリレオと重厚だが、ディープインパクト×ストームキャットのニックス譲りのしなやかストライドが光る。前走の内容ならスローのローズSでも楽しみが。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
クイーンズウォーク グレナディアガーズの半妹。母ウェイヴェルアベニューはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち馬でミスタープロスペクター4×4・5。父キズナはディープ系種牡馬としては最も成功し本年度もリーディング首位を快走中。牝駒がよく走ることで知られるが、本馬はソングラインを大型でパワー寄りに振ったようなイメージで、弾けるマイラーというよりは1800で手堅い。中京2000ならまた好位差しで上位争いだろう。馬場が渋るのはおそらくプラス。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎