【ローズS予想】3歳夏の壁を乗り越えられるのは〇〇〇〇勢ばかりという現実
ローズSで4着以下に凡走した春の実績馬の9割以上は非〇〇〇〇勢=典型的な危険人気パターン
ローズSは「春の実績馬vs夏の上がり馬」という構図になりがちですが、そのどちらを上位に扱うべきかというのと、春の実績馬については順当にその力を発揮できる状況で夏を越して3歳秋を迎えているかどうかという問題が非常に重要です。
まず前者のどちらを上位に扱うべきかという論点について、以前にも扱った『秋の3歳世代限定重賞レースでは、低レベル世代ならば上がり馬を、高レベル世代なら春の実績馬を狙うべき』・『世代レベルを測る上での最重要ソースはノーザンファーム勢の活躍度合い(春のクラシックでノーザンファーム勢が順当に活躍している世代は高レベル⇔ノーザンファーム勢が活躍できていない世代は飛車角落ちの低レベル)』というジャッジの仕方が有効となるはずで、それに照らせば桜花賞はノーザンファーム勢のワンツースリー決着(3着ライトバックのレイクヴィラファームはノーザンファーム勢の扱い)で、オークスでもノーザンファーム勢のワンツースリーフォー決着(3着ライトバックのレイクヴィラファームはノーザンファーム勢の扱い)だった今年の3歳世代牝馬は高レベルという見方ができます。
そして後者の問題について、少し古い例となりますがオークス制覇馬でも10年サンテミリオンや11年エリンコートなどがそうだった様に、3歳春までとは別馬かの様に3歳秋以降に全く走らなくなる“プッツン馬”は決して珍しくないということです。
そんな3歳春までで終わる馬と、3歳秋以降も終わらない馬を峻別する方法としては、ノーザンファーム勢か非ノーザンファーム勢かというだけでかなりの精度で判断することができます。
17年以降のローズSで実質的に春の実績馬と見なせる前走オークス組は計30頭いましたが、