前走条件戦組に妙味アリ
ローズSでは前走オークス出走馬の成績が芳しくない。
その背景には以下の3つの要因があり、関西馬は2歳時〜3歳春時に恵まれた番組編成がされている影響で、オークス出走時にはじめて関東への輸送を経験し、1600m路線が主流である中で2400mというタフなレースの経験をすることでダメージが残りやすい。
オークスからの3ヵ月程度の間は疲れを取るのに時間を要し、乗り始めが遅くなるなども影響し、ローズSは前走GI(オークス)組の成績が芳しくない。
前走オークス組は直近10年で6勝しているとはいえ、単複ともに成績は低迷。結果を残しているのは以下のようにオークスでも5着までに走った真に実力のある馬だけで、その他は通用していない。
前走GI組が通用していないということは必然的に別路線からの好走が目立ち、その中でも前走1勝・2勝クラスの成績が群を抜いて優秀。
サンプルは少ないものの単勝50倍以上の大穴においても傾向は同様。