【神戸新聞杯予想】普段は少頭数戦ばかりで隠れているだけで…本質は屈指の差し追い込み有利コースの中京芝2200m
同コースで行われた重賞レースは軒並み差し追い込み有利決着⇔人気の先行馬が飛びまくり
例年の阪神芝2400mコースではなく、2年振りに中京競馬場の芝2200mコースで施行される神戸新聞杯。
この中京芝2200mコースの最大のポイントとしては、JRAの中でも屈指の差し&追い込み有利条件という点にあります。
一般的にはあまりそういうイメージは持たれていないかもしれませんが、それもそのはずで同コースで行われるレースは極端に少頭数戦が多いという構成(昨年12月開催以降だと全14レース中9レースが11頭立て以下の少頭数戦)となっているせいで、見た目上は早々に隊列が決まって道中もゆったりと流れるという“ヌルい”レースになって単調な前有利決着も目立つという現実も確かにあります。
ただし、それは本質的なコースの特性を表しているワケではなく、頭数が増えれば増えるほど加速度的にペースが上がりやすいというコース形態からして、少頭数戦以外のレースか上級条件クラスのレースなどで最低限“ヌルい”レースにならない可能性が高い局面においては、様相がガラリと一変して差し&追い込みが決まるレースばかりで、逃げ馬は極端に低調な成績となっています(これこそが本質的なコースの特性を反映している結果と言えます)。
実際に過去に同コースで行われた重賞レースは