22年の勝ち馬ドルチェモア、19年サリオス、17年ダノンプレミアムはここをステップに朝日杯FSも制覇。また18年グランアレグリアは桜花賞を勝ってマイル女王の座に君臨した。先々マイルGIを狙えそうなA級マイラーがいれば素直に◎でいいだろう。過去5年では1人気[2-2-0-1]2人気[1-2-1-1]3人気[2-0-3-0]と上位人気が強く、4人気以下が馬券に絡んだのは2例しかない。ここ3年の勝ち馬、ゴンバデカーブースとドルチェモアとコマンドラインは、ディープインパクトとストームキャットの血を併せもつ点が共通。取り上げたなかではロードカナロア×ディープインパクトのディアナザールがこのパターンだ。(解説:望田潤)
アルテヴェローチェ クルミナルやピオネロの甥で、ククナやアライバルのイトコ。母母クルソラはアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。父モーリスは1600〜2000の大レースを勝ちまくった名馬で、モーリス×ディープインパクトはジェラルディーナ、ディヴィーナ、アルナシーム、ルークズネストなどと同じ。モーリス産駒らしいマイラーだが、母のリファール4×4から粘着力も受け継いで、ある程度前々で運ぶレースが合いそうだ。東京よりは中山向き。重より良向き。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
アルレッキーノ チェルヴィニアやノッキングポイントの半弟で、サブライムアンセムのイトコ。母チェッキーノはコディーノの全妹でオークス2着。母母ハッピーパスは京都牝馬S勝ち。